入社三年目のサラリーマンです。といっても、僕のお給料は、おそらく一般的なサラリーマンよりはずっと安いと思われます。僕の業種はいわゆる「アニメーター」なのですが、日本国内に広がる圧倒的なアニメ人気とは裏腹に、この業界に転がってくるお金は驚くほど少ないのです。

儲けが少ないことは十分に覚悟の上で、ずっと憧れていた職業に就きました。そのこと自体は嬉しいのですが、やはり収入という意味では、驚くほど少なかったですね。それこそ、手塚修虫さんが現役で活躍されていた頃は、アニメーターといえば花形の職業であったと言いますが。現在の状況は全く違います。

僕の年収は、だいたい240万ほどです。いくつかのアルバイトを掛け持ちしてこの状態ですから、いかに悲惨なものか、よく分かるでしょう。

単刀直入に聞きます。年収240万でも銀行系カードローンを申し込めますか?どなたかお詳しい方、教えてください。

借り入れの限度額を低く設定すれば、可能な場合も

年収の低い人(派遣社員を含む)でもカードローンを申請することは可能です。ただし、一度に借り入れられる金額の上限はどうしても低くなりますこと、よく理解してください。

カードローンの使い道は基本的に自由ですし、銀行系カードローンの場合なら、総量規制についても対象外なのですが、そのかわり、収入の証明(申告)という作業は必ず必要なのです。

自分が提出した情報に基づき、きちんとした返済能力を持っているかどうかというのが考慮され、一度に借り入れ可能な金額というものが割り出されます。

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年収240万円と、銀行系カードローンと

給料日まで日数があるのに生活費が足りなくなった、お金がないのに断れない飲み会に誘われた等、急に現金が必要になった時に便利なのがカードローンです。カードローンを行っている業者は、大きく分けると、銀行と消費者金融の2つに分かれます。

消費者金融の場合、年収の1/3を超える借入が出来ないという総量規制の対象になるのに対し、銀行の場合、総量規制の対象にならない為、銀行が設定した上限までの範囲内であれば、年収の1/3を超えての借入も可能となります。

例えば、年収240万円の人が、消費者金融のカードローンを利用したいと考えた場合、借入限度額は240万円の1/3にあたる額、80万円までとなります。総量規制というのは、複数の消費者金融から借入がある場合、借入額を合計して80万円までとなります。ですから、他社で40万円借入がある状態であれば、新しく審査を受けた業者で借入可能な最大限度額は40万円となります。

ただ、いきなり合計が最大限度額の80万円になるように貸してくれる事はまずありません。それよりも低い額が限度額になるのが一般的です。ただ、こうした80万円までの限度額というのは消費者金融でのカードローンでの話です。

銀行系カードローンの場合、銀行が上限を500万円と設定していれば、年収240万円の人の場合、80万円を超える借入も可能となってきます。ですから、年収240万円の人が100万円を超えて借入をしたい等、高額借入を希望する場合は、消費者金融ではなく、銀行系カードローンを選ぶのがお勧めです。

ただ、注意をしておきたいのが、年収の1/3以上の借入を考えている場合、消費者金融での借入を先に行わない事です。消費者金融での借入がある状態で、銀行系カードローンの審査を受けると、落ちる可能性が高くなってしまいます。ですから、高額借入を視野に入れている場合、最初から銀行系カードローンの審査を受けるようにする事が大切です。