今年53歳になります。40歳くらいまでは会社員としてきちんと働いていたのですが、ストレスで精神的に参ってしまい、退職後はずっと引きこもり生活をしています。退職と同時に離婚して、子供二人は妻が引き取りました。

一人で生活していけるわけもなく、申し訳ないとおもいつつ実家に帰って今に至ります。当時は両親ともに元気だったのですが、5年前に父親を、3年前に母親を相次いで亡くしました。

両親の年金が唯一の収入源だったので、今は収入が途絶えてしまい、生活に困るようになりました。このままではいけないと思い、最近アルバイトをはじめました。早朝のビル清掃ですが、だんだん慣れてきたので、少しずつ時間を増やしていこうと考えています。

ただ、今まで何もせず貯金を食いつぶしてきたので、当面の生活費に困っている状況です。両親が残してくれた家ですが、これを担保にお金を借りたいと思っています。家を担保に即日融資してくれるところはありますか。あるとしたらどこがおすすめですか。

不動産を担保に即日融資はちょっと厳しいでしょうね

不動産を担保に即日融資を希望しているようですが、通常の融資と違って時間がかかるものだと思ってください。なぜならば、担保にしたい不動産の名義、土地や建物の査定など、確認することが山ほどあり、どれも時間を要します。

事前に自分ですべて用意できていれば多少は早くなることはあるでしょうが、即日というのはなかなか難しいでしょうね。逆に不動産を担保に即日融資してくれるところがあれば、むしろ怪しいとおもったほうがいいかもしれませんよ。

さらにもうひとつ。通常のキャッシングやローンを専門におこなっている、消費者金融や銀行はたくさんありますが、これらのところではなく、不動産担保での融資を専門にやっているところに依頼したほうがいいでしょう。不動産担保を専門にしているということは、その道のプロなので要領もいいし、何よりスムーズに事が運ぶはずです。

ただし、悪徳な業者にだけは引っ掛からないようにしてください。心配であれば、日本貸金業協会のサイトで調べることができるので、念のためにチェックしておくといいでしょう。悪質業者検索で、名前を入力するとわかるようになっています。もしくは役所に問い合わせるというのもひとつの手です。本当に届出がされている業者かどうか聞いてみるといいでしょう。

注意しないといけないのは、不動産であれば何でも担保に入れられるわけではありません。不動産の査定をおこなって、将来売買できる見込みがないようなものは担保として認められない、ということになります。あまりにも不便な場所にあったり、古くて老朽化したような建物は担保として成り立たないことがあるので注意してくださいね。

そして、融資の査定額は不動産の査定額と比例するわけではありません。たいていの場合は、不動産の査定額の60%~80%程度の融資になると思ってください。これが上限なので、実際の融資額はもう少し低くなるかもしれません。すなわち、不動産の査定次第で融資の限度額が決まってくるため、自分の希望した額を融資してもらえるわけではありません。

不動産を担保に融資を受けることは可能ですが、即日融資は無理だとおもったほうがいいでしょうね。大事な不動産を担保にするわけなので、時間をかけてきちんと査定してもらうべきですよ。急いでいるがために二束三文の査定がついたのでは、結局損をするのは自分です。時間に余裕を持って信頼できる業者に依頼してください。

【参考ページはこちら】
即日融資をしたい方向けのQ&A

家を担保に即日融資を受けることは可能なのか

10万円や20万円といった比較的返済が容易な現金借り入れの場合、即日で審査スピードも短く即座にお金を借りることが簡単にできると言えるでしょう。たとえあまり収入が多くないフリーターの方であっても専業主婦のような収入そのものがない方であっても即日でお金が借りられると言えます。

しかし借り入れ金が大きければ大きいほど貸し出し元にリスクが負荷されていくということなので、数百万円単位での借り入れを即日で行いたいという場合は余程収入が多くないと難しいというのが実際の所です。もちろん審査に掛かってくる時間も借り入れ金額によって変化します。

かなり大きな金額を即日で借りたいという希望を持っているような場合、家を担保に即日融資を受けるという手段を考えてみるといいでしょう。住宅というのは売却すれば土地とあわせて数百万円から数千万円になるという資産なので、担保としては申し分ないとも言えるためまず間違いなく大金を借りる際に役立ちます。

本当に家を担保に即日融資が受けられるのかというと、借入先によっては10時間と掛からず1千万円近い貸し出しを実施しているという事例があることから、決して難しくないと言えます。銀行よりキャッシング業務などをメインで行っている消費者金融業者の方が貸し出しまでの時間が短いといった特徴があるので、是非記憶しておいてください。

家を担保に即日融資を行う際には、必ずその住宅の名義人か名義人からの委任を受けた者出なければ貸し出しを受けられないため、出来れば住宅保持者本人がお金の貸し出し先と話を行ったり手続きを行ったりしたほうがいいと言えるでしょう。住宅の詳細や所有者名が記載されている書類などを事前に準備しておけば契約がよりスムーズに行くとも言えます。

家を担保にお金を借りるなど余程切羽詰った状況でなければ利用しないとも言えますが、万が一に備えて大金を借りる方法を頭に入れておくというだけでも安心感が違うと言えるでしょう。