26歳の無職女性です。数日前にブラック企業と言われるような低賃金で残業代も出ない会社を辞めて、ハローワークに手続きに行ってきました。自己都合退職ということで失業保険が支給されるまで3ヶ月かかると言われ、それまでの生活費をどうしようか困っています。

無収入でも利用できるカードローンがあれば、すずめの涙ほどの貯金と合わせて、失業保険の給付までなんとか生活費が確保できそうなんですけど、専業主婦でも借りれるカードローンなら、無収入でも審査に通ったりできるでしょうか。

無収入では審査に通りませんし、多くは申し込み条件の対象外です

辛い職場環境で疲れ、退職後にお金の工面でまた疲れるというのは精神的に参ってしまいますよね。お気持ちはお察しします。しかし、無収入で作れるカードローンはないんです。ご質問の中にある「専業主婦が作れるなら」というのも、専業主婦にはご主人の安定した収入があることを条件として融資をしているという背景があります。そういう意味で、専業主婦は特別な扱いを受けているとも言えますね。

仮に質問者様が実家に住んでいたとしても、ご両親の収入を元にカードローンを作ることもできないと思ってください。ごく一部で、成人した学生で保護者の同意があれば融資可能としているカードローンもありますが、社会人で同じような扱いをしてくれているカードローンは見当たりません。

失業保険が支給される前に生計を維持できなくなるのであれば、実家に戻ることやご家族からの援助を第一に考えてみましょう。もちろん再就職活動や短期のアルバイト探しということも手段として忘れてはいけません。失業手当の支給には、収入があったときに申告をしなければいけない決まりがありますが、手当が減るからといって働かないというのは理由にはならないですよね?

また、ハローワークが推奨する職業訓練受講も失業保険の給付を早めてくれる制度として活用してみてはいかがですか?介護やパソコン、CADオペレーターなど様々なカリキュラムがありますから、興味のある職種の訓練に応募してみるのもお勧めです。

もし受講が決まれば、失業保険は受講日から支給することができます。待機期間の3ヶ月を縮めるチャンスですから、ハローワークに行ったとき、パンフレットや開講日程に目を通してみてはいかがですか?

【参考ページはこちら】
専業主婦でも借りられる審査が緩いカードローンはある?

無収入の人が申込むカードローンの審査について

カードローンというのは、無担保で借り入れができますので、不動産を持っていない人や保証人のあてがないという人でも借りられる可能性があります。使い道が自由ですので、外出先で現金が不足したとき、急な支出が生じたときなどいろいろなシーンで役に立ちます。提携先のatmも多いため、外出先で現金が必要になったときでも、カードがあればすぐに準備することができ、持っていると便利です。

カードローンの審査の条件は比較的緩やかになっており、継続的な安定した収入があれば利用できるということになっているケースがほとんどです。逆に言えば、無収入の人は利用することができませんが、無職でも収入があれば、内職、不動産経営、年金受給者など様々な書き方次第で融資を受けることができるケースがあります。
(⇒即日キャッシングの審査と職業についておすすめ記事

一方、全く収入が入らない専業主婦の場合でも、利用できることがあります。それは、配偶者の所得と合算して審査を受けるというもので、配偶者の同意があれば、自身が無収入であっても配偶者の収入次第で融資を受けることができます。

この申し込みをするときには、本人確認書類の他に、配偶者が借り入れの審査を受けることに同意する書類や、配偶者自身の収入を証明するものなどが必要になりますので、事前に何が必要かを問い合わせておいて、配偶者に協力してもらいましょう。

また、このケースでは、審査の段階で配偶者の勤務先に在籍確認の電話もかかってきます。業者名は名乗らず、担当者の個人名などでかかってきますので会社の人に借り入れのことを知られる心配はありませんが、聞いたことのない名前の人から電話が来ることになりますので、前もって説明しておくと良いでしょう。

専業主婦でもない場合の人は、アルバイトかパートなど、短期雇用でも良いので収入を確保する必要があります。勤続年数が浅くても借り入れができるところもありますので、融資を受けやすい業者をあらかじめ探してから申込みましょう。