いつも使っている銀行のカードローンを作ろうかと思っています。私の趣味はテレビ鑑賞で、いつも見ているコメディアンの人のショーが開催される事を知り、それに行く為にお金を借りたいのです。ショーに行くだけなら良いのですが、結構離れた県でのステージですので…チケット代に加えて旅費まで発生してしまうから、資金に余裕がない現状ではちょっとお金が用意できないのです。

まあそれは置いておいて、銀行カードローンを使うにあたって一つの悩みがあります。それは、『銀行系カードローンを借りたら、住宅ローンを組む場合に悪影響があるの?』という疑問です。

住宅ローンも数年以内には検討したいのですが、その銀行でカードローンを作ってお金を借りたら、もちろんその銀行は把握しているわけですよね?で、借金をすでにしてしまったら住宅ローンを組む時に「この人はすぐにお金を借りそうだからイマイチ信用出来ないかも…」とか考えて、住宅ローンが組みにくくなったりしませんか?

お金を借りる為にカードローンというサービスがあるのは分かっていますが、それで印象が悪くなるようなら、さすがにちょっと考えた方が良いのでしょうか?

完済さえ出来ればむしろ信頼に繋がります

お金を借りる為にサービスを用意しているけど、借りすぎは信用されない…パッと見、この融資の基本ルールって理不尽ですよね。用意されたサービスを使うとマイナスに繋がるなんて、こちらとして良い迷惑に感じるでしょう。

一方で、節度のない借金を繰り返す人が信用出来ない、あまつさえ返済が遅れるような人に融資はもうしないと考えるのは当然とも言えます。お金に関する事というのは、データ上だけでなく人間心理も絡み合ってなかなか簡単に解明できないと言って良いでしょう。

だから、銀行カードローンを利用する人というのはお客様ではありますが、その借金が残ったまま住宅ローンを希望されると「ちょっと融資するのは不安…」と考えるのは仕方が無いです。特に、住宅ローンだと銀行側としてもハイリスクな融資になり、審査は厳しいのが当たり前です。

安い家なら相応に借りやすくはなると思いますが、それでも数百万超えが当たり前の世界です。そんな融資をするのに、すでに返済があって余力が最大で無い人に貸し付けるというのは難しいでしょう。

しかし、それは借金が残ったまま申し込んだ場合の話です。もしも銀行カードローンで借りたとしても、すでに完済して申し込むのはマイナスにはなりません。むしろ、遅れずに自社の金融商品を使ってくれた人、という実績と良いイメージが残っている事になります。

カードローンと住宅ローンではもちろん融資の難しさは段違いではありますが、借りたお金を返すという融資の基本を守れている、その事実は揺るぎません。ゆえに、完済さえ出来るなら銀行カードローンを使った後に住宅ローンを組むのは間違いではないのですね。

だから、銀行カードローンをまずは契約して入り用を済ませ、完済できてから住宅ローンに申し込む…というのが、今後のお勧めステップになります。理屈としても簡単なので、是非実践してみて下さいね。

【参考ページはこちら】
240万でも銀行カードローンを申込める?

銀行系カードローンは借りたらどうなるのか

カードローンの中でも、メリットが多いとされているのが、銀行系カードローンです。消費者金融の場合、総量規制の対象となり、借入限度額は年収の1/3までという制限がつく事になります。それに対して銀行系は、銀行が定めた利用限度額の範囲内であれば、年収の1/3を超えた金額も借入可能となります。

そして、銀行系と消費者金融系の大きな違いはその利息です。消費者金融系の場合、年率は18%、もしくは18%に近い金利となっている事が多いのに対し、銀行系は上限が14%から15%程度と、消費者金融に比べると低く抑えられているのが特徴です。

下限は4%台からとなっていますが、4%台等の低い金利というのは、銀行が定めた利用限度額の上限に近い金額を借入れた場合の金利で、少額の借り入れの場合、14%から15%程度の金利が使われる事になります。高額借入しない場合は、上限の方の金利で考えておく必要があります。

そんな銀行系カードローンを実際に借りたらどうなるか、気になる人もいるでしょう。実際に借りた場合、そこから返済を考えていく事になります。現在、返済の主流となっているのは、毎月1万円ずつ返済などのリボ払いです。月々の返済額が一定なので、生活費などの予定が立てやすい事で人気の返済方法です。

ですが、リボ払いの場合、月々の返済額の中には元金と利息が含まれている事になり、返済を始めたばかりの頃は、その大半が利息ということも珍しくありせん。1万円を返済したつもりでも、その1万円のうちの殆どが利息であれば、元金は殆ど減らず、そこからも多くの利息を支払っていく事になります。

年利や年率は、1年後に返済した場合の金利で、1年未満の返済であれば金利は日割り計算となり、少ない利息で済む事になります。ですから、高額借入をした場合はリボ払いなどが便利ですが、少額借入であれば、翌月一括返済を心がける等、短期間での返済を心がけるようにすると、利息の節約に繋がります。
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