4年以上前の話になるんですが、海外へ語学留学をしていたとき、消費者金融のカードローンを延滞してしまったんです。海外へ行くことだけに集中してしまい、カードローンだけでなく家賃や携帯代などの支払いも口座に預金を入れておかなかったのが失敗でした。

気づいたときには2ヶ月以上経過していて、慌てて国際通話で事情を話し、大方理解はしてもらったものの、ブラックには間違いないんだろうなと…。帰国後に、全て返済をしたのですが、そのときのカードローンは限度額がゼロになってしまいました。それも昨年完済して解約をしています。

こんなブラックでも新たにキャッシングできるカードローンは見つかるでしょうか?銀行とかはやはり無理ですよね…。

まずは信用情報の開示を!その結果で対応は変わります

お金を借りるまでに時間的余裕があるのなら、信用情報機関3社に「本人情報開示」の請求を行なってはいかがでしょう。延滞していた部分も解消されているという事ですし、完済も1年前に済ませていらっしゃるとのことであれば、ブラックな情報は消えている可能性があります。そうすればラッキー。普通にカードローンの申込みができますよ。
(⇒カードローンのブラックになるのはどんな人?

もし、まだ不安な情報が残されていたら、申込みをした後でその部分についての相談を電話でしてみるといいでしょう。こういう理由でこうなったと、筋道を立てて自分から説明することで、ブラックな情報を白くすることができることもあります。

電話で申込むのではなく、申込みをネットなどで行なった後に、不安な部分だけを電話で相談するのがポイント。重要な部分に絞って話をすることで、相手の理解度を上げる効果を狙いましょう。

信用金庫や消費者金融の店頭窓口へ出向いて相談するという手もありますが、これは申込みから相談までをそこで行なうことになるので、それなりの時間と対面での与信になることを覚悟の上で実行してください。奥の手中の奥の手ですね。

ブラックでもキャッシングできるカードはあるのか

キャッシングは消費者金融、銀行などの金融業者で提供されていますが、やはり利用するためには、融資の条件に合っていないといけません。多くの業者の場合は、満20歳以上の方、そして安定した収入のある方となっており、パートやアルバイトの方、派遣社員の方にも申込が可能です。

そして安定した収入があることは大切ですが、それだけで融資が受けられるというわけではありません。融資を受けられるのは現在の借入状況に問題がないことも大事ですし、過去に金融トラブルが起きている場合も審査は厳しくなる傾向があります。

ブラックリストという言葉が使われることがありますが、これは過去に債務整理を行っていたり、数ヶ月滞納があるなどの情報が信用情報に掲載されていることを差します。それゆえに、いわゆるブラックという場合は、こうした情報が掲載されていることとなりますので、審査の際にはやはり不利となると言えるでしょう。

ブラックでもキャッシングできるカードはあるのかということとなりますが、債務整理を行ってすぐという場合、現在滞納がある場合は難しいと言えるでしょう。債務整理などの情報もいつまでも掲載されるのではな5年~10年ほどで情報は消えるとされています。

そして、現在延滞などがある場合はできるだけ早く返済を行い、信頼を回復させておくことも大切です。

大手の消費者金融や銀行のカードローンの場合は、かなり審査も厳しく対応していますので、現在もブラックという場合は融資は難しいと言えます。中小の業者の場合はより柔軟な審査が行われている場合もありますが、この場合も業者の信頼性がよく確認し、いわゆる闇金融のようなところには申し込まないようにしましょう。

そして、過去にブラックという場合であっても、すでにかなりの年月が経っている場合、その後の金融トラブルがない場合は情報が消されている可能性もありますので、一度インターネットなどで簡易審査を受けてみるのも良いでしょう。