今春に大学を卒業して就職した新社会人の新人1年目のOLです。カードローンやキャッシングについては、いままで大学生だったので利用したことはないのでよく知らないのです。

でも、今度カードローンでキャッシングしてみようかと考えています。そこで友人らにいろいろと相談したところ、「即日融資してくれるところが審査が早くて簡単だよ！…」って教えてくれたんです。

その翌日に今度は会社の同期入社した女の子にその事を話したら、「即日融資するところって高利貸しだって聞いたわよ…」って言われたのです。で、自分としてはよく分からないので、即日融資してくれるところでお金を借りてもいいのかなあ～平気なのかなあ～って感じたんですよ。

だって“高利貸し”って言葉のイメージ悪いじゃないですか…。そこで即日融資する会社って本当に高利貸しなんですか？教えてください。

即日融資可能な会社は高利貸しではない

わかりました。あなたのお悩みを解消してさしあげましょうね。まず結論から先に言えば、即日融資してくれる金融会社の大多数、いやすべてと言っていいくらい、そのような金融会社は高利貸しではありません！

また、あなたが言うように、“高利貸し”という言葉にはネガティブな響きを強く感じますね。高利貸しに対する定まった定義というものは無いらしいのですが、あえて高利貸しを定義するとすれば、法外かつ違法な利息を吹っかけてお金を貸しつける業者のことを指します。

もっと具体的に言えば、現在の利息制限法を逸脱したような高金利を吹っかける、言ってみれば違法な会社であると言うことなのです。そして、即日融資可能となっている金融会社は、きちんと利息制限法に遵守した金利設定でお金を融資している合法で正規の会社なのです。だから安心して利用できます。

さらに言えば、高利貸しゆえに即日融資してくれるといった点にはまったく蓋然性は無いのです。つまり、高利貸しであっても即日融資できないところもあると言うことなのです。そのことから「即日融資＝高利貸し」といった考え方は成り立たないのです。

その一方で、即日融資が可能となっている多くの金融会社では、金利を高めに設定しているのです。そして、この点が即日融資のデメリットとも言えるのです。たとえば、銀行は審査時間も長くて厳しめで、融資までには時間がかかりますが、金利は実質年率で3％台～17％台の範囲で設定されており低金利なのです。

他方で、即日融資可能な金融機関の金利を見ると、年5％くらいから18％までとなっており、銀行金利に比べると金利設定は高めなのです。そして、即日融資可能な金融会社が金利を高く設定するのには理由があるのです。

それは即日融資するには審査時間をできるだけ短縮してスピードを早くしなければならないことから、どうしても審査は簡易的審査で緩めとなってしまうのです。しかし、緩めの簡易審査では申込者の信用度に太鼓判を押せるまでには踏み込めません。（こちらもご参考に→即日融資のエイワはどうして審査が緩い？）

つまり、即日融資では貸倒れや返済不能といった信用貸しのリスクが高くなってしまうことで、このリスクをヘッジするためにあえて金利を高めに設定していると言うことなのです。

でも、金利が高めといっても高利貸しのような法外な金利ではありません。あくまでも利息制限法内の金利です。また、即日融資してくれる金融会社でも金利設定にはバラつきがあるので、比較的低金利なところを探して融資を受けることも可能です。

とまれ、即日融資してくれる金融会社は高利貸しではないと言うことです！

【参考ページはこちら】
即日融資を受ける時に必要な書類は何？