大手化粧品会社の販売促進部で働いている31歳のOLです。来月に大学時代の友人の結婚式に参加するのですが、式を挙げる場所が彼女の実家がある奈良なんですよ…。

私は東京に住んでいるので一泊の予定で結婚式に参加する予定なんです。そこで結婚式のお祝い金やら旅費やらでけっこうお金がかかりそうなのです。で、アコムでキャッシングしようと考えているのです。

先日、会社のお昼休みに、同僚とアコムのキャッシングについて話していたら、そのうちのひとりが「アコムはキャッシングリボで返済が楽だよねえ～…」って言われたんです。私はよく分からないので、アコムのキャッシングリボについてできたら教えていただきたいのです。

アコムは定率リボだから返済が楽です

わかりました。あなたの疑問にお答えしましょうね。アコムのキャッシングリボとは、アコムでキャッシングしてお金を借りた後は、リボ払いで返済すると言うことなのです。そして、リボ払いの方法としては、元金定額リボ方式、定率リボ方式、そして残高スライドリボ方式の3つがあるのです。

また、「リボ払い」と一般によく利用されている「分割払い」との違いを指摘すれば、「分割払い」の場合には、利用代金が増えるに従って毎月返済する支払額も増えていくことになります。

一方、「リボ払い」では、利用代金が増えても毎月引き落とされる返済額には変化がないのです。つまり、分割払いでは完済日が定められていることから利用額が大きくなれば、その完済日までに全額を返済しないといけないので毎月の支払額は増えると言うことなのです。

一方で、リボ払いの場合では、利用額が増えると、その分完済期間が長くなることで毎月の支払額を一定に保つことができる訳なのです。他方で、先のリボ払いの3つの方式は、各々に異なる点があります。

まず元金定額リボ方式は、毎月一定の額に利息分の支払いを合計した返済額を払い続ける方式であり、返済し始めこそ利息分への支払いが多くてなかなか元金が減らないと感じてしまいますが、返済が進むと利息分が減少するので元金への返済分が大きくなってきます。

一方、定率リボ方式とは、残高に対する月々決められた割合の返済額分だけを返済する方式で、返済額は一定に保たれ支払いが進むと毎月の返済負担も小さくなっていきます。そして、残高スライドリボ方式とは、毎月の残高に比例して返済する額も変動してくる方式であり、ゆえに残高が小さくなると返済額も小さくなる一方で、残高が増えると返済額も増えてしまうことになります。

そして、この残高スライドリボ方式を採用しているキャッシングリボは意外に多いのです。

他方で、アコムのキャッシングリボでは定率リボ方式を採用しているので、残高スライドリボ方式のように借入残高によって毎月の返済額が変わるといったことはなくて、一定の返済額で払い続けられるので返済計画も立て易く、毎月のやり繰りもし易く、かつ新たに借り入れても返済額が増えたりしないので返済も楽な点がアコムのキャッシングリボのメリットと言って良いのです。

他方で、あえてデメリットを挙げるとすれば、毎月一定の返済額ゆえに残債が減ったような感覚を持ち難いことで、リボ払いの残高がどれくらい残っているのか分かり難い点でしょう。

また、借入額が増えても毎月の返済額が増えずに返済期間だけ長くなるのですが、返済期間が長くなればその分支払う利息分も多くなってしまう点がもうひとつのデメリットとして考えられます。

【参考ページはこちら】
キャッシングを海外旅行で使うことはできる？