先月に一身上の都合で会社を辞めて現在は無職の38歳の男性です。今は失業保険で暮らしています。他方、すでに次の就職先は決まっています。

しかし、先方の都合で正式に入社するのは3か月後なんです。その間、失業保険で生活はどうにかなるのですが、急な物入りとなった場合には対応できません。

そこで無職で即日融資してくれるところってあるのでしょうか?あれば是非とも教えてください。

無職で即日融資は条件によって可能です

まず最初に言っておきたいことは、無職や無収入の場合には、即日融資云々を言う以前に、原則としてどこからもお金を借りることはできないと言うことです。

ただし、これは完全無職で無収入の場合です。無職でも例外はあります。たとえば、無職無収入の専業主婦でも融資を受けるのは可能なのです。専業主婦の場合には、配偶者に安定収入があれば、それを担保にして融資を受けられます。

これを配偶者貸付と言います。そして、大手消費者金融は言うに及ばず、中小の消費者金融でも現在は即日融資を売りにしているところはたくさんあります。逆に即日融資ができないところは今日の時流から取り残されていくと言えます。

上記のことから、無職でも審査に通れば即日融資が可能となるところはあると言えるのです。さらに言えば、「現在は無職である」といった立場にある無職の方の場合には、無職でもカードローン審査に通してくれる可能性はあります。

たとえば、そのような無職の人とは、次の就職先がすでに決まっていて、何か月後かには確実に社員となって安定収入の確保が見込めるような人なのです。そのような人は、いわゆる“見込み収入”を、ある意味で担保にして即日融資してくれるところがあるのです。

金融機関としては、何か月後かには確実に安定収入が見込めることで融資が可能となるからです。その場合には審査で就職先が確実に決まっている事実を証明できるような書類の提出が求められると思われます。

しかしながら、そのような特殊事情で無職でもカードローン審査に通してくれるようなところは大手銀行や知名度の高い大手消費者金融には無いと思いますよ。なぜなら、銀行や大手消費者金融のカードローン審査では、あくまでも現時点での安定収入の有無を重要視するからです。

それゆえ、そのような特殊事情で現在無職であって即日融資を希望するのであれば、審査が甘くて柔軟に対応してくれて、かつ独自の審査基準で融資の可否を決めてくれるような街金融や中小の消費者金融が狙い目になると言ってよいでしょう。

さらに言えば、かたちとしては無職だが安定収入に近い収入が見込める場合には、無職であっても即日融資してくれるところはあると思います。たとえば、在宅の株のデイトレーダーがそのケースに当て嵌まると言ってよいでしょうね。

在宅の株式デイトレーダーは、証券会社に就職しているのではなくあくまでも個人で株取引をして利益を上げているのでかたちとしては無職です。が、株式売買で利益を上げているので、いちおう収入はあることになります。

そして、この収入を安定収入と見做してくれれば、カードローン審査に通してくれて、かつ即日融資可能な場合には即日融資をしてくれると考えられるのです。が、その場合にも株式売買で利益を上げている事実を証明できるような書類の提出が必要になると思います。

そして、即日融資してくれるのは、やはり街金融か中小の消費者金融ということになるでしょう。また、即日融資が可能かどうかについては申し込む前にご自身で確認してください。

【参考ページはこちら】
即日融資の金利に見られるメリット・デメリット

無職で即日融資が出来るカードローンの種類は

無職で即日融資を行うことのできるカードローンの種類は、銀行系のカードローンです。消費者金融の場合でも、即日融資を行っている場所が多いのですが、そのようなところは無償であると、借りることが難しくなってしまうからです。

審査の基準においては、収入があることも大切ですが、何よりも職業が無ければ借りることが出来ない、という場所が増えているために、どの場所が借りやすいかをあらかじめ確認しておかなければならないのです。
(⇒即日融資が受けられるキャッシング会社の選び方

銀行系のカードローンは無職でも審査が通りやすく、即日融資を行いやすくなっています。しかしそれでも全く収入が無い場合には、審査に通ることが出来なくなってしまい、利用開始することが出来なくなってしまうのです。なので審査に通るためには、アルバイトやパートなどを行い、一定の収入を持っていることが前提となるのです。

また大切なことが、勤続日数がある程度あることが必要です。何回もアルバイト先などを変更している場合には、安定した収入を得ることが出来ないと判断されてしまいます。なので審査に通りたいのならば、かならずある程度の勤続年数が必要なのです。

これは支払い能力に影響するために、勤続日数が短ければ短いほど、支払い能力が無いと判断されてしまいます。カードローンは、性質上何回も利用することになるので、ある程度長期間の利用には、安定した収入が必要になるのです。

このように無職がカードローンの即日融資を行ってもらうためには、ある程度の収入と勤続日数が必要となるのです。なので利用する場合には、これらがある程度あるのかどうかを確認しなければなりません。

また即日融資を行う場合には、かならず銀行の営業日に審査を申し込まなければなりません。これは営業日外であると、しい差において大きく時間がかかってしまうからです。またアルバイト先の在籍確認を行う場合にも、営業日で無いのならば、電話での応答に支障が生じてしまうからです。