自己破産の免責決定を受けてから5年が経った会社員、37歳です。破産してからは一切のローン申込みもせず、自分と妻の稼ぎで生活してきたんですが、今般、借り入れが必要になったんです。と、いうのも、妻の父が体調を崩し、認知症の症状が出始めているという事で、妻だけでも里帰りをさせたいというのがその理由なんです。

旅費や滞在にかかる費用などを考えて、少額(10万円も要らない程度)の即日融資を受けられないかお聞かせください。5年ではまだブラックだと思うので、ブラックでも借りられる業者選びの仕方を教えていただけると助かります。

事情を話して相談ができる申込み方法が一番のお勧めです

奥様の里帰りですか…。認知症の進行度にもよりますが、初期なら奥様の存在も覚えておられるでしょうから、早めに会ってあげるのが理想ですね。要介護度が4や5になると、家族の認識だけでなく、自分の身体も動かせなくなる病気ですから、元気なうちにお顔を見せてあげるといいのではないでしょうか。

さて、ではその費用をどこから借りるかですが、破産免責決定から5年を確実に経過しているのなら、信用情報のうちKSC(全国銀行個人信用情報センター)以外の2ヶ所(CICとJICC)は情報が消えている可能性も高いです。そうなると、銀行のカードローン以外で、破産時に関係を持っていなかった消費者金融会社から融資を受けられる可能性も出てきます。ただし、そこが即日対応しているかは別の問題ですが…。

破産の情報は信用情報機関3ヶ所全てで登録されます。それがまだ不安であれば、5年経過して今は健全であることと、少額融資、そして、現在のお勤めや収入で返済が充分可能なことをアピールできる申込み方法をとられるといいでしょう。

先にも書いたとおり、KSCにはまだ破産の情報は残っている(最長で10年です)と思われますから、消費者金融を軸に、ネットで申込んで、すぐに電話をこちらからかけて相談をするというパターンがお勧めです。

また、中堅~小規模の消費者金融へ直接足を運んで、店頭窓口で対面アピールというのも考えてみてはいかがでしょうか。大手では借りれなくても、きちんと返済してもらえる顧客だと判断してもらえれば、ブラック情報もブラックでなくなることがままあります。営業マンになってつもりで、自分という商品を売り込む。これも有効な策として考えてみてください。

【参考ページはこちら】
ブラックでもキャッシングできるカードローンを教えて!

ブラックでも借りられる即日融資は本当にあるのか

ブラックでも借りられる即日融資と言う事がインターネットの中に在る情報で見かける事が有ります。即日融資と言うのは、申込みを行ってから審査が行われるまでの時間が短く、申込み、審査、そして借入と言う流れを短時間で済ませ、その日のうちに融資を受ける事が出来る事を即日融資と言います。

お金を貸す側は、申込者の信頼性が有るのかどうかを審査して、返済能力や信頼できる相手で有れば審査に通して融資を実行します。この審査では、信頼性が重要視されることからも、申込みに来た人の個人信用情報を照会するのです。(こちらもご参考に→審査なしでも即日融資を受けられる?

個人信用情報には申込者本人を特定できる情報、氏名や住所、電話番号などの個人情報が明記されており、金融機関は情報の照合を行って確認をしていくのです。

個人信用情報には現在借金をしているかどうかや、その借金の返済がきちんと行われているのかどうかと言う事も記録されています。借金をしているけれども返済が度々遅れがちと言う場合には遅延の情報として記録が残されています。返済期日を守らない人であると言う判断が下されてしまうと審査に通り難くなるのです。

尚、ブラックと言うのは、金融における事故の情報が残されている状態を意味しています。延滞や破産と言った金融の事故を起こしている場合には要注意人物とされてしまい、審査に通ることはないのです。

尚、インターネットなどの中に情報として存在しているブラックでも借りられる即日融資と言うのは、ヤミ金融などの金融業者の可能性が高いとも言われています。

一般的な貸金業者などの場合は、必ず個人信用情報を照会して審査を行いますので、個人信用情報の中に延滞の記録などが残されている場合は、自社で融資を行った場合でも延滞をする可能性が高くなりますし、延滞をすることで債権の回収もままならなくなります。

それ故に、合法の中で運営を行なっている貸金業者についてはブラックの状態では審査に通ることが無いと言えるのです。