よくネットで「ブラックOK」「審査が甘いカードローン」って書いてあるじゃないですか?書いてあるのは見るんですけど、実際カードローンのホームページのどこを見たらそれが解るんですか?口コミだけの情報でしかないものだとしたら、信憑性も低いですよね。

商品概要の中にブラックという言葉は使われていません

一般的なカードローンのアピールを思い出して欲しいんですが、どこも「ブラックOK」とは言っていないんですよ。「パート・アルバイトの方もOK」とか「専業主婦、年金者の方でも申込み可能」とか「最短即日融資可能」のようなアピールはあっても、「ブラックもOK」とは言っていないんです。つまり、公式サイトではブラックについては触れていないんです。

極端な例ですが、破産や個人再生という法的な手続きで債務をチャラまたは減額にした場合、その数ヵ月後や1年後に融資をしてくれるカードローン商品はまずないことは想像できるでしょう。最低でも5年は破産をしたことが審査の対象になるくらいなのですから、特にカードローンが契約できるとは考えられないし、考えてもいけません。

「延滞」も期限から3ヶ月の間、返済を放置していた悪質な利用者としてのイメージを植えつけますから、その返済が済んだ後1年はおとなしくしているのが一番でしょう。返済をちゃんとできないと思われるのは非常に大きなマイナスですし、それだけのことをしてしまったのですから、自業自得として諦めるしかないですね。

「ブラックOK」と銘打っているのは、主に中堅クラス以下の消費者金融ではないでしょうか。そして、その融資方法はカードローンではなく一度貸したら返済のみの証書貸付であることが多く、カードローンのような反復利用はできないという特性を持っています。

【参考ページはこちら】
ブラックでもいける審査の甘いカードローンは?

ブラックokの審査に通りやすいカードローン

カードローンは基本的に、パートやアルバイトのような短期雇用者であっても継続的な安定した収入があれば申込みができるといわれています。しかし、業者が設定している年齢の範囲内でない人や、ブラック扱いになっている人については融資を断る業者が大半を占めています。

年齢についてはどうしようもありませんので、自分の年齢でも借り入れができる業者がなければ諦めるしかありませんが、ブラックになっている人については、中にはブラックokで審査に通りやすい業者などもありますので、そちらを利用することで借り入れができる場合もあります。

ブラックというのはそもそも、破産や債務整理などをしたり、長期的な滞納がある人などについて、信用情報にその旨が書き込まれたことを指しています。信用情報機関は複数ありますが、主だったものについてはどの業者も情報を共有していますので、他者での借り入れについても大体把握されています。

一度こういった情報が記載されると、5~7年程度履歴が残ることが多いですので、記録が抹消されるまでの間は借り入れがほとんどできない状態にあります。しかし、少額で金利が高いところが多いですが、中にはブラックokで融資をしているところもあります。

もちろん違法業者ではないので、利率は正規の金利の上限までとなっており、安心して借り入れをすることができます。

ただし、実際にはきちんと審査は行われ、ブラック扱いであってもそれほど悪質ではない相手に対して融資をしていることが多いです。誰でも借り入れができるというわけではありませんので、ブラックokなところをピックアップして、一社が駄目でも次の業者に申込んでみるようにするとよいでしょう。

このとき、行き当たりばったりにたくさんの業者に申し込みをすると、申し込みブラックになってさらに半年借り入れができなくなることもありますので、可能性の高いところで申し込みをするようにしましょう。