最近、多重債務から返済不履行になってしまい任意整理しました。現在は、契約社員で働いています。40代中盤の男性です。債務整理後に何回かカードローンに申し込みましたが、すべて審査で落とされました。
でも、1枚くらいカードローンを持っていないと不安なんです。できればカードローンがいいのですが、無理ならキャッシング枠が附帯されたクレジットカードでも構いませんので、ブラックでカードローンが作れない場合にはなにか良い方法はないのでしょうか?教えてください。
そうですか…ブラックでカードローンが作れない場合に他になにか策はないかとのご相談なのですね。正直なところを言うと、ブラックである限り、これと言った決め手となるような良策は無いと思いますよ。申し訳ありませんが…。
ブラックでカードローンが作れない理由を挙げれば、それは金融機関にとって「信用ゼロ」の人として見做されてしまうからです。信用がゼロの人は、お金を貸しても債権回収のリスクが非常に高くなってしまうので融資したくないのです。
誰でも信用できない人には大切なものを貸したり、ましてやお金など貸すことはできませんよね。だって貸してもきちんと返してくれる信用や保証が無い訳ですからね。また、ブラックになると個人信用情報機関に名前が登録されます。
そして、どの金融機関のカードローン審査でも、必ずこの個人信用情報機関に与信をかけて申込者の信用力を調べるのです。そこでブラックと分かってしまうと、信用度はゼロと見做されますのでカードローンが作れないことになってしまうのです。
ブラックであると銀行や大手消費者金融でカードローンを作るのはまず無理でしょう。銀行や大手消費者金融のカードローン審査では、ブラックになった個人的事情については一切問わずに、ただブラックである事実のみを重視して画一的に判断して審査に落とす傾向が強いんです。
それゆえ、ブラックである限り、銀行や大手消費者金融では審査に通してくれないのです。一方で、クレジットカードについて言えば、やはりクレジットカード審査でも個人信用情報機関に与信をかけて申込者の信用度を計るので、ブラックである場合には「異動」という扱いになりクレジットカードを作るのは無理となります。
そして、銀行や大手消費者金融のカードローンの場合も、またクレジットカードの場合でも、個人信用情報機関からブラック登録が無くなるまで待たなければ、カードローンもクレジットカードも作ることはできないのです。
一般的に債務整理の場合には、5年~10年くらいは待つ必要があるようですね。他方、街金融や中小の消費者金融であれば、審査がより甘くて柔軟で、かつ独自の審査基準を設けているところもあるので、ブラックでもカードローンを作れる可能性はあると思います。(こちらもご参考に→ブラックだと即日融資は難しい?)
また、デビットカードなら無審査なのでブラックでもカードを作ることは可能です。デビットカードとは、利用者の預金口座とオンラインで結ぶ形で、デビットカードを利用するとその利用した金額が自動的に自分の預金口座から引き落とされるシステムのカードなのです。
ただし、自分の預金口座にお金が無い場合には利用できなくなります。つまり、現金を持ち歩く代わりにカードで済ませるといったものでしょうね。また、デビットカードではキャッシングはできないようです。
以上がブラックでカードローンが作れない場合に最低限考えられる方法と言ってよいでしょう。
ブラックでカードローンが作れない人の為にお金の作り方を紹介します。最初にブラックについて説明しておきますと、信用情報に過度な問題があることをブラックと表現します。実際にはブラックリストは存在しません。
金融会社は申込者の融資記録をチェックすることができるので、これによって返済事故等をチェックされることになります。債務整理をしたり何か月も返済を延滞したりすると返済事故として記録されるので、これがいわゆるブラックです。(こちらもご参考に→ブラックでも審査に通るカードローンはある?)
カードローンの申し込みをすると収入などの情報をチェックされると同時に上記のように信用がチェックされるので、返済トラブルをしたことがある人は、その内容によってお金を貸せないと判断されるので、カードローンが作れないというわけです。
しかし、この判断というのは本当に会社によってかなり違いますし、実際に自分がブラックかどうかを判断することは少し難しいことだとも言えます。そのため、一度カードローンを様々な会社へ申し込んでみるのは最も手っ取り早い方法だったりします。
さて、色々とカードローンの申し込みをしてみたけれどやはりカードローンを作れないという人は買取や質屋を活用すると良いです。まず、買取は売れる物があれば確実にお金を作ることが出来るので、これは意外と便利な方法です。
価値があれば何でも売ることができる時代です。買取業者を利用しても良いですし、インターネットオークションから売却するのも良いものです。自宅にある物を色々と物色して売却すると、意外とそこそこな金額になったりすることがあります。
次に質屋ですが、ここでは売っても良い物を担保にして借入できます。返済できない時は担保が取られるだけなので、金融会社からお金を借りる場合よりも遥かにリスクが小さいです。宝石やブランド品など価値が高いものを担保にする場合、状況によっては最初から買取で売却するほうがメリットになったりするので、しっかりと考えてみると良いです。