入社六年目のサラリーマンです。本当に色々あって、カードローンのブラックリストに載ってしまったようなのです。そのまま「ブラック」と呼ばれる状態ですね。我ながら不名誉なことです。

私がまず考えたのは、早めに次のカードローンを申請して、そこから借り入れたお金で現在の借金を返済する方法なのですが、この方法では何か問題がありますか?
ブラックへの申し込みがあっても、銀行系カードローンの審査に通るのでしょうか?

新たな借り入れよりも、早急におまとめをご検討ください

いわゆるブラックの状態になってしまったら、カードローンの申し込みや利用の条件が大幅に制限されます。一度でもブラックになってしまったらもう二度と正常には戻れない……ということは決してないのですが、借金の関西から一定の期間内は我慢しなければなりません。だいたい、ブラックが消えるまで5年から10年が目安です。

ブラックの状態になっているということは、すでに抱えている借金を返済することさえ難しい状況でしょう。そうなると、新しく銀行系のカードローンを申請しようと考えるより、すでに利用している消費者金融に「おまとめ」を申請して、複数ある借金を一本化すべきです。こうすることで、例えば重複して払っている利息の問題も解決します。借金の返済がずいぶんと楽になりますよ。

ブラックの状態になってから放置しておくのはたいへん危険です。利子が膨らめば借金の総額も増えるので、どんどん返済が困難な状況に追いやられて行くのです。借金がひどくなれば、おまとめの申請を拒否される場合もあるので、おまとめの検討はお早めに。

【参考ページはこちら】
即日融資を受けたい方向けおすすめQ&A

銀行カードローンに申し込み後ブラックであっても審査に通るか

ブラックというのは貸金業界では信用情報機関の事故情報に掲載されている人のことを指す言葉です。信用情報機関とは現在日本に四つある機関であり、過去に信用を落とすような行為をしていないかが記録されている機関のことです。

国に指定された機関であり、四つの信用情報機関は全ての情報を共有しています。この情報には消費者金融や銀行がアクセスすることができ、カードローンなどの申し込みをしてきた人が今までに返済を滞ったことがないかなどが確かめられます。

主にカードローンの審査の際に確かめられるもので一般的には安定した収入を得ている人で過去に不祥事がない場合にはほぼ確実に審査に通るとされています。一般的には消費者金融カードローンの場合金利が高い代わりに審査が簡単で融資までの期間が短く、銀行カードローンの場合だと金利が安い代わりに審査が厳しく融資まで時間がかかります。

ブラックの人の場合は通常の場合と比べて落ちる確率が高くなるものの、事故情報に登録されているからといってそれだけで悲観的になる必要はありません。ブラックといっても事故情報に掲載されるには様々な理由が存在するためです。(こちらもご参考に→ブラックでも借りられる審査が甘いカードローンは?

また、不安な人は事前に信用情報機関の事故情報に自分が登録されているかを調べることが重要です。事故情報に登録されている人の中で最も多いのがローンを延滞したことのある人ですが、返済期間を忘れていて1日2日延滞してしまっただけで登録されることはまずありません。多くの金融機関では消費者金融、銀行に関わらず2ヶ月以上延滞した場合に信用情報機関の事故情報に記録されてます。

事故情報に記載されているかどうかは主にネットで確認する方法の他に郵送、来社などがあります。最近主流なのはネットで確認する方法で誰でも気軽に調べることができるのでお勧めできます。

ただし、事故情報は非常にプライバシーに関わる問題なので本人確認は厳重になされます。ブラックリストに登録される理由には様々ありますが延滞程度の場合であれば諦めずにカードローンの申請をしてみることをお勧めします。