飲食店勤務の20代女性です。飲食店と言っても実際は水商売なので、夕方近くから深夜までの勤務です。水商売ってお金が良いイメージがあるでしょ。実はそんなことなくて、でていくお金が多いから、全然貯まらないって感じなんだよね。

たくさんお金を貯めて贅沢に暮らしたいんだけど、だんだんムリかな～なんて思うようになっちゃいました。この世界、30代はもうオバサン扱いされちゃって仕事が少なくなってくるから、今のうちに稼がないといけないっていうのはわかっているんだけどね。

お金がないときにいろんなところから借金しちゃって、返済も遅れがちで、取り立ても無視していたらブラックリストってやつにのっちゃったみたい。このままじゃマズイので、自分でお店を持とうと思ってるんだ。お店を持てば、お金も入ってくるし、今までの借金も返せるからね。金融ブラックだけど、銀行のカードローンでお金って借りられるはずだよね。

金融ブラックだと銀行カードローンは限りなくNGです

あちこちの金融機関から借金して、返済せずにブラックリストに載っちゃいましたか。ブラックリストの載っちゃった状態で、銀行のカードローンを借りようとしているわけですね。

最近の銀行ローンは比較的審査がゆるくなってきており、ちょっとした事情があるような人でもカードローンの申し込みができたという話しはよく聞きます。水商売という仕事ですが、安定していないので、会社員に比べたら審査は厳しくなると思いますが、きちんと継続して働いていて一定の収入があり、在籍確認も取れれば問題ないと思われます。

問題は、ブラックリストに登録されているということです。複数の金融機関からの返済をしておらず、取り立ても無視しちゃったわけですよね。この状態で銀行からの融資を受けようとしているのはちょっと厳しいですよ。これは銀行だけに限らず、消費者金融だろうがほぼムリだと思っていいでしょうね。

ブラックリストに登録されている人というのは、「お金を借りて返していない人」なので、そんな人に貸す人はいませんよね。貸したって返してもらえない可能性が高い人には誰だって貸しません。いくら銀行の審査がゆるくなってきているからと言ってもブラックリストだけはダメですよ。
（⇒世の中、キャッシングブラック率はどのくらい？）

ある程度名前の知れた、大手の金融機関ではあきらめたほうがいいでしょうね。まともな金融機関であれば、カードローンの申し込み時の審査でブラックリストだということは必ず判明してしまいます。消費者金融でブラックになったからといって、銀行にはばれないと思っていたとしたら間違いですよ。どの金融機関でも情報は共有されているので、隠し通して申し込むなんてことはできません。

かといって「ブラックOK」などと広告がでている、聞いたことのないようなところで借りるのはおすすめしません。本来であれば、お金を借りることができない人にお金を貸すわけですから、何かしら理由があるはずです。貸金業の登録をしていない違法な業者だったり、とんでもない金利で貸し出しているところだったりするので、手をださないほうが自分のためですよ。

まずは、お店を持とうという考えはちょっと置いておいて、今ある借金を返してしまいましょう。とにかく働いたお金をなるべく返済に回すこと。借金がキレイになくなれば、お店をはじめるためのお金を銀行から借りることはできるはずです。しかも事業資金としてローンを組める可能性もありますよ。事業資金ローンは、一般のローンより金利が低めに設定されています。今の借金をきれいに清算して、それからお店を持つことを考えましょう。