食品メーカーに勤める会社員です。勤続15年目になります。子供が3人いるので、自分のお小遣いは毎月限られています。食品メーカーなので、社員食堂が充実していることもあり、お昼ご飯代はそんなにかかりませんが、飲み代がけっこうかかってしまいます。仕事のあとの一杯は何事にも代えがたい至福の時です。

しかし、お小遣いには限りがあるので、飲みに行きたいのを我慢して断ったことも数知れません。15年間も真面目に働いてきたので、好きな時に飲みに行きたいものですが、お金がないのでどうしうよもありません。子供の教育費がかかるし、家内も節約して頑張ってくれているので、お小遣いを値上げしてくれなんて、とてもじゃないけど言えません。

とはいっても、急な出費はあるわけで、そんな時のためにキャッシングを利用してもいいかな、と考えるようになました。ちなみにキャッシングローンの年利っていかほどのものなんでしょうか。

年利は金融機関によって大きくちがってきますよ

キャッシングローンの年利は、個々の金融機関によって違ってきます。お金を借りるにしても、消費者金融・銀行・信販会社など、さまざまな方法がありますよね。それぞれの金融機関が得意としていることが違うのと一緒で、金利も違うわけですね。同じ金融機関でも、ローンの種類によっても違ってくるし、キャッシングの金額や返済日数でも違ってきます。

比較的、年利が低めに設定されているのは銀行ですね。年利は低めですが、若干審査になどに厳しいところがあり、実際にキャッシングするまでに時間がかかると言われています。消費者金融は、お手軽に借りられる利点がありますが、銀行に比べて年利が高めに設定されています。自分の用途にあった金融機関を選ぶといいでしょう。

銀行の年利ですが、最近はネット銀行などが低めに設定されているようです。金融機関によって違ってきますが、平均だと3.0%~17%程度でしょうか。細かい年利は、各金融機関のサイトで確認してくださいね。逆に消費者金融の年利は、平均で4.3%~18.0%といったところでしょう。消費者金融のほうが若干高めですよね。
(⇒銀行と消費者金融の金利に差があるのはどうして?

年利の安いところといえば、住信SBIネット銀行のカードローンプレミアムという商品は、年利が1.99%~7.99%と、驚きの低さに設定されています。この年利は金融機関の中でも最強の低さですよ。この年利は融資額によって変わってきます。住信SBIネット銀行の融資の限度額は1000万円なので、1000万円借りた場合は、1.99%という年利になるわけですね。融資額が高いほど、年利は低くなります。

もちろん年利だけにこだわって、金融機関を選択するのもひとつの手ですが、賢く利用するのであれば、無利息期間を実施している金融機関を利用してみてはいかがですか。ちょっと借りてすぐに返すつもりなら、無利息期間を利用することで、年利は一切かかりません。

無利息期間を実施しているところは3つあります。住信SBIネット銀行です。ここは年利の低さでも有名ですが、それに加え無利息期間もやっています。60日まで無利息なので、60日以内に返済することで年利はかからないということになります。

そのほか、新生銀行カードローンレイクは、5万円までなら180日、それ以上は30日の無利息サービスがあります。プロミスは融資額に関わらず、30日間無利息ということになります。

キャッシングする際、年利だけで選ぶのももちろんありですが、さまざまなサービスがあるので、上手に利用してお得なキャッシングをしてください。

【参考ページはこちら】
金利のかからないカードローンなんてあるの?

キャッシングローンは年利を調べて有利に使いこなしたい

急な支払ができてしまい、お金を用立てたい、日々の暮らしの中で必要なお金をちょっと借りたい、そんなときに便利なのがキャッシングローンです。現在銀行をはじめ、信販会社、消費者金融など、様々な金融機関でキャッシングサービスを行っています。

申し込みはインターネットで24時間365日行っているところが多く、普段忙しい人でも時間を選ばずに申し込みができます。基本的に保証人は不要で、身分証明書と収入証明書のみで審査がなされます。金融機関によっては収入証明書が不要な場合もあります。

無事に審査が通れば、借入れはインターネットから行うこともできますし、カードを使って金融機関やコンビニなどの提携ATMで即座に引き出すことも可能なので、急いでいる場合でも安心です。返済も定期的なものから、お金に余裕がある場合はまとめて返済できるなど、様々な方法があります。

キャッシングローンというと少額の融資というイメージがありますが、限度額は数十万円程度から、多いと500万円を超える場合もありますから、借りる人のライフスタイルによって様々な選択肢が用意されているといえます。事業用資金など、一部利用が制限される用途もありますが、基本的には使い道を問われることはありません。

金利の上限は法律で決められていますので普通は制限を超えた金利を課されることはありません。キャッシングローンの年利はだいたい5~18%の範囲で収まっている場合が多いですが、金融機関によって設定の範囲は様々です。一般的に、限度額が高かったり、借入額が多い場合、年利が低くなることが多いようです。

また、その金融機関の提携サービスを利用していたり、関連する組織の会員だったりする場合、優遇金利が適用され、低くなる場合がありますし、金融機関によってはキャンペーンなどを開催して年利を下げる場合もあります。今はインターネットなどで簡単に年利の比較もできますので、自分の条件に合った金融機関を探してみるとよいでしょう。