私はとある消費者金融業者で借入れしたお金をどうしても返せずにいて、二ヶ月間の延滞期間の末、ブラックリスト入りをしてしまいました。借入れ金はその後、返済できたのですが、延滞したという事実は消えていないようで、ブラックリストのまま今日に至ります。

今までは、消費者金融を頼って、お金を借りてきたのですが、今回は銀行のお世話になろうと考えています。ブラックリスト入りしてしまっている私ですが、銀行でのカードローン審査には通るでしょうか?無理なようならあきらめた方が懸命でしょうか?

流通企業傘下・ネット銀行のカードローンなら可能性はあります

大手銀行系のカードローンは、総じて低金利で安全性・信頼性の面でメリットがありますが、一方で審査が厳しいという側面を持っています。ましてブラックリストに載っているような方ですと、カードローン発行以前に審査に通らないという悲しい現実が待っています。

どうしても銀行系のカードローンを持ちたいという場合には、大手銀行系を諦めて、最近進出し始めている流通企業傘下の銀行や、ネット銀行のカードローンに申し込みしてみるのは如何でしょうか。

大手流通企業セブンiホールディングス傘下のセブン銀行は、提出書類が不必要で、審査も最短三十分で終わる等、申し込み手順が簡単な上に審査が通れば即日発行してもらえるというメリットがあります。また、ネット銀行であるジャパンネット銀行はカードローンではなくネットキャッシングという形態ですが、総量規制の対象外で、限度額も高いという魅力があります。

これらのカードローンは、審査が早く、審査に通らなくても次はこっちにしようという選択肢にもなるので、諦めないで申し込みし続ければ、いずれかのカードローンは手に出来るかもしれません。比較的審査は緩い筈ですので、試してみては如何でしょうか。どうしても、審査に通らなかった場合には、信用情報の傷が癒えるまで、じっと待つという方法も無きにしもあらずです。

【参考ページはこちら】
キャッシングのミナミはブラックでも即日融資可能?

ブラックで銀行カードローンを利用するのは難しい

ブラックで銀行カードローンを利用するのは難しいものです。銀行カードローンの審査では自分の信用がどのくらいあるのかをしっかりと見られます。これはどのようにして判断されるのかと言いますと、お金を借りた過去の記録を金融会社はチェックすることができるため、返済で延滞があったり債務整理をするなど返済事故がある人は信用が薄いと判断されます。これによって審査に合格するのが難しくなります。

もし、自分の信用情報がブラックになっているなら銀行カードローンはどれだけ審査が甘いと言われるところでも、合格するのは厳しいため、中小企業などの消費者金融からブラックでも借入可能となっているところを探して利用するほうが、お金を借りれる可能性は高いと言えます。

しかし、実際のところは自分の信用情報がブラックかどうかを判断することは素人には難しいので、意外と信用が落ちていないケースもあります。そこで、適当に銀行を選んで一度申し込みをしてみると良いです。これで不合格になってもデメリットは特にありません。

信用が落ちている状態でも銀行カードローンから借りれるケースはありえるものですが、それでもやはり信用を得れる状態で申し込むほうが大きな限度額を持つことができ、適用利率を下げることができるなど多くのメリットがあるので、最も好ましいことは先に信用を回復させることだと言えます。

信用情報がブラックになっている場合でも合格しやすい例を紹介しておきますと、他社で一切借金が無い人、信用はブラックだけど年収が高く返済能力がしっかりと評価される人などです。

この場合、信用では大きく評価を下げますが、それ以外の項目で良い評価を得ることができるので合格率はやや高くなることが言えます。信用情報がブラックなのに他社で借り入れがあり、年収が低く返済能力が低い人はかなり合格が難しいことになります。信用とはとても大切な項目なので、お金を借りるときは意識しておきたいものです。